愛がなんだ

2006年4月2日 読書
こわい。コワイ。
 
主人公のテルちゃんこわい。
 
テルちゃん自身も言うように、あたしだってテルちゃんみたいな女、身近にいたら、好きになれないと思う。  
 

 
だけど、すんごく共感した。
 
テルちゃんは、
 
冷たくされると、パニックになって、アレが悪かったのか、コレが悪かったのかと、原因探しに明け暮れる。
 
それでも、会うし。
 
尽くすし、寝る。 
 
愛でも恋でもない正体不明のテルちゃんの執着。 
  
 
テルちゃん自身もわからないものが、あたしの中にもいた。 
 
 
今となっては、執着の正体は、単に、欲しいものを欲しいって言わなかったツケが凝り固まっただけのような気もするけど。 
 
 
テルちゃん、どうでしょうか。

コメント