スベる父娘

2006年3月13日
今日は入院予定の父を病院まで送っていきました。
 
二人で食べる蕎麦はしょっぱくて、父は髪を短く切りすぎて、任侠ものに出てくる人みたいになってました。
 
 
で、病棟に着いたんですけど。
 
えーーーーー。
ってくらい、高級っぽい部屋に通され。
 
死ぬほど、親子でビビってました。 
 
私「ってかさ、こんだけ広いと落ち着かなくない?」
 
父「…んだな。というか、一体ここは、いくらの部屋なんだ。」
 
 
大問題。
 
看護師さんに話を聞くと
「ここ日額1万円なんですけど、他の部屋が空いてないので入ってもらっているので、日額5千円で大丈夫です。」
 
とのこと。 
うっひょほ〜い。
 
看護師さんが席をはずしたのをいいことに二人で、その辺の引出しを開けまくり。 
 
トイレ、風呂もチェック。 
ユニットバスでしたが。
 
うちのアパートより、断然広い!!
 
電気ポットも洗面器も、各種雑誌まで揃ってる!! 
なんじゃこりゃー!
 
私「父ちゃん!お茶のむべ!今沸かす!」 
 
父「んだな!」
 
私「んでもお茶ッ葉ついてない!」
 
父「んだら、売店で買ってくる!」 
 
 
とか、話していたら看護師さん登場。 

設備について説明を受ける。 
 
「一応、減免で使っていただいていますので、電気ポットやお風呂などは使わないでください。」
  
 
と、ポットを指差した瞬間。
 
そこにはしっかりコンセントにつながれて、沸騰済みのポットが。
 

父・私・看護師ともに、ちょーきまずい空気が流れる。 
 
その後。

 
 
血圧計りつつ、アナムネとる。 
 

 
父「おれよー、脈普通の人より遅いんだー。38とかよくあるんだー。」
 
看「ああ、スポーツでもしてらしたんですかー。でも、48ですよー。」
 
父「美人の看護師さんだからドキドキしてるのかなー。」
 
看「アハハハ・・・・」(苦笑い)
 
 
父、完璧に滑った。  

 
 
で、その後検温
 
看「36.8℃ですねー」
 
父「おっかしいなぁー。普段もっと低いハズなんだけどー。」
 
私「美人な看護師さんにドキドキしてっからじゃない?」
 
看「アハハハ・・・・」(超苦笑い)
 
 
うわーーーーーーーーーーーー。しまったーーーーーー!
あたしも滑ったーーーーーーーーーーー! 

そんなワケで気まずい空気のまま、看護師さんは去っていきました。
 
 
父ちゃん、ゴメンよ。
 

 

コメント