この、罰当たりめが!
2003年8月12日昨日、久しぶりに飲みすぎてしまった為、起床した後も酔いが抜けきれてなく、湿気た煎餅のような気分は最高潮。
気持ち悪いというほどではないが、食欲はない。
しかし腹はなる。
一体どうすればよいのだ!?
と、憤怒していた時、時計を見るともう11時である。
いかん!
怠惰に過ごしすぎだ。
約束の12時までにやらねばならぬことは山ほどある。
食器洗って、洗濯干して、着替えて、婦女子の嗜みとして顔を作らねばならんのである。
全く、女子という職業も気楽には過ごせるものではない。
友人を迎えに行き、二人で車へ乗り込むと、そこはもう楽園である。
というか、妄想炸裂である。
二人は熱心に「アルプスの少女ハイジ」が世界最強の格闘家になるまでの過程を熱心に語りだしたのである。
母の死後、アルプスの山中にある小屋で、伝説的な格闘家であったハイジの祖父の下、格闘家としての才能を発揮し、ロッテンマイヤーさんの厳しい稽古にも耐え、電動車椅子のクララとは死闘を繰り広げ、世界の頂点に立つという物語らしい。
ちなみに、ラスボスはペーターの祖母である。
http://www.heidi.ne.jp/hp/uranai/img/petaoba.gif
そして、そんな妄想を積んだ軽自動車が向かった先は
http://www.city.sagae.yamagata.jp/kankou/kan-jionji2.html
である。
狭い山道は意外に長く、途中蛍が見られるところもあるそうな。
で、慈恩寺について本堂という看板をたどっていくと、古びた御堂が姿をあらわした。
杉の木が立ち並び、いかにも寺院らしい光景である。
我々の左手には山門が見え・・・ってオイ!
山門をくぐり損ねたではないか!
二人で気を取り直して、山門から出直す。
手を清め、煙を浴び、鐘楼で鐘をつく。
鐘をついているところを写真に収めようと友人に撮影を依頼したのだが、何故かフラッシュがつかず、画像が暗い。
再挑戦する度に鐘をつくので、やかましいと友人に怒られてしまった。
しかし、フラッシュがつかないようなシャッターの切り方をする友人にも責任があるのではないかと、思う次第である。
【本堂】
拝観料を払うと入り口にいる爺が寺に関する薀蓄を語ってくれる。
仏像、建築、画、飾ってある鎧についてなど多岐にわたり、その内容もさることながら、時間に関しても正座して足が痺れるには十分な程である。
爺は、本堂の天井にかかれてある画を指して盛んに「ボイン、ボイン」という為、ボインと言う言葉に頬を赤らめてしまう軟弱者にはお勧めしない。
そして、話の最後にはボケ防止のお守りを宣伝してくれる。
友人と二人、目を見詰め合い、ため息をついたものだ。
『じゃ、まず貴殿が買った方が良いのではなかろうか。』
と。
ご本尊は中々公開されるものではない為、見る事は出来なかったが、その他の仏像だけでも一見の価値がある。
阿弥陀如来像や多聞天の像など種類も豊富である。
ちなみに時国天と多聞天に踏みつけられている邪鬼がかわいらしい。
薬師堂には薬師如来と日光菩薩、月光菩薩があり、金色に輝き目映いばかりである。
その後ろには薬師如来の眷属である12神将が祀られており、12神将の頭には、一体一体違った干支が乗っており、自分の干支が乗った神将を探してみるのも面白いと思う。
帰りに麓の休憩スポットのようなところに寄ったのだが、まず、外観が素晴らしい。
赤と黒のみである。
版画と見紛うような建物である。
和なのか中なのか判別がつかない。
しかし、入ってみてびっくり。
中身はイタリアンカフェだった。
ここまで来てサラダやパスタを食す奴の気が知れない。
店の名前にオリエンタル何とかなどと書いてあったのだが、オリエンタル過ぎである。
明らかに路線を間違えすぎである。
二人で、不味い珈琲を飲み干し、店を出て、いざ帰路につこうとするが、一向に見知った道に出る気配がない。
しまった。道を間違えたらしい。
この地図を参考に見て欲しい。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi06.html
往路は山形市⇒中山町⇒寒河江市と最短距離を行くことが出来たのだが、復路は何故か、寒河江市⇒河北町⇒寒河江市⇒河北町⇒天童市⇒山形市と、迷走する羽目になっていたのである。
河北町で、信号も無く、人気もない道路を走っている時の二人の合言葉は
「此処何処?」
「皆目見当もつかぬ!」
であったことは言うまでもない。
町内の地名の看板などは地元民以外には全く役に立たないことが良く理解できた。
以上。
就寝するとする。
気持ち悪いというほどではないが、食欲はない。
しかし腹はなる。
一体どうすればよいのだ!?
と、憤怒していた時、時計を見るともう11時である。
いかん!
怠惰に過ごしすぎだ。
約束の12時までにやらねばならぬことは山ほどある。
食器洗って、洗濯干して、着替えて、婦女子の嗜みとして顔を作らねばならんのである。
全く、女子という職業も気楽には過ごせるものではない。
友人を迎えに行き、二人で車へ乗り込むと、そこはもう楽園である。
というか、妄想炸裂である。
二人は熱心に「アルプスの少女ハイジ」が世界最強の格闘家になるまでの過程を熱心に語りだしたのである。
母の死後、アルプスの山中にある小屋で、伝説的な格闘家であったハイジの祖父の下、格闘家としての才能を発揮し、ロッテンマイヤーさんの厳しい稽古にも耐え、電動車椅子のクララとは死闘を繰り広げ、世界の頂点に立つという物語らしい。
ちなみに、ラスボスはペーターの祖母である。
http://www.heidi.ne.jp/hp/uranai/img/petaoba.gif
そして、そんな妄想を積んだ軽自動車が向かった先は
http://www.city.sagae.yamagata.jp/kankou/kan-jionji2.html
である。
狭い山道は意外に長く、途中蛍が見られるところもあるそうな。
で、慈恩寺について本堂という看板をたどっていくと、古びた御堂が姿をあらわした。
杉の木が立ち並び、いかにも寺院らしい光景である。
我々の左手には山門が見え・・・ってオイ!
山門をくぐり損ねたではないか!
二人で気を取り直して、山門から出直す。
手を清め、煙を浴び、鐘楼で鐘をつく。
鐘をついているところを写真に収めようと友人に撮影を依頼したのだが、何故かフラッシュがつかず、画像が暗い。
再挑戦する度に鐘をつくので、やかましいと友人に怒られてしまった。
しかし、フラッシュがつかないようなシャッターの切り方をする友人にも責任があるのではないかと、思う次第である。
【本堂】
拝観料を払うと入り口にいる爺が寺に関する薀蓄を語ってくれる。
仏像、建築、画、飾ってある鎧についてなど多岐にわたり、その内容もさることながら、時間に関しても正座して足が痺れるには十分な程である。
爺は、本堂の天井にかかれてある画を指して盛んに「ボイン、ボイン」という為、ボインと言う言葉に頬を赤らめてしまう軟弱者にはお勧めしない。
そして、話の最後にはボケ防止のお守りを宣伝してくれる。
友人と二人、目を見詰め合い、ため息をついたものだ。
『じゃ、まず貴殿が買った方が良いのではなかろうか。』
と。
ご本尊は中々公開されるものではない為、見る事は出来なかったが、その他の仏像だけでも一見の価値がある。
阿弥陀如来像や多聞天の像など種類も豊富である。
ちなみに時国天と多聞天に踏みつけられている邪鬼がかわいらしい。
薬師堂には薬師如来と日光菩薩、月光菩薩があり、金色に輝き目映いばかりである。
その後ろには薬師如来の眷属である12神将が祀られており、12神将の頭には、一体一体違った干支が乗っており、自分の干支が乗った神将を探してみるのも面白いと思う。
帰りに麓の休憩スポットのようなところに寄ったのだが、まず、外観が素晴らしい。
赤と黒のみである。
版画と見紛うような建物である。
和なのか中なのか判別がつかない。
しかし、入ってみてびっくり。
中身はイタリアンカフェだった。
ここまで来てサラダやパスタを食す奴の気が知れない。
店の名前にオリエンタル何とかなどと書いてあったのだが、オリエンタル過ぎである。
明らかに路線を間違えすぎである。
二人で、不味い珈琲を飲み干し、店を出て、いざ帰路につこうとするが、一向に見知った道に出る気配がない。
しまった。道を間違えたらしい。
この地図を参考に見て欲しい。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi06.html
往路は山形市⇒中山町⇒寒河江市と最短距離を行くことが出来たのだが、復路は何故か、寒河江市⇒河北町⇒寒河江市⇒河北町⇒天童市⇒山形市と、迷走する羽目になっていたのである。
河北町で、信号も無く、人気もない道路を走っている時の二人の合言葉は
「此処何処?」
「皆目見当もつかぬ!」
であったことは言うまでもない。
町内の地名の看板などは地元民以外には全く役に立たないことが良く理解できた。
以上。
就寝するとする。
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